近視が進行してしまうと回復させることは、とても難しいです。
しかし、仮性近視(調節緊張)の状態であれば、生活習慣の改善や点眼治療や訓練などで回復できる場合があります。
また、最近は手術をして近視を矯正する方法もあります。
<点眼治療>
点眼治療には2種類あり、「就眠前に点眼する調節麻痺剤」と「随時点眼する調節改善剤」です。
調節麻痺剤・・・調節のする働きを麻痺させて毛様体筋の緊張をほぐし、遠くを見ているのと同じ状態にします。
そのため、薬の効き目がある間は、近くのものが見にくくなります。
必ず寝る前に点眼して、寝ている間に望遠訓練をしている状態にします。
調節改善剤・・・初期の老眼や眼精疲労を伴う視力低下にも有効で、毛様体筋の働きをよくする効果があります。
調節麻痺剤と併用して使うこともよくあります。
<手術治療>
近視や乱視の屈折異常の場合、レーシック手術にて治療を行うことができます。
従来からの手術に比べると視力改善もよく、ほとんど痛みも伴わないので今は、レーシックが主流となっています。
しかしこの手術は、成長段階の子供(18歳未満)は受けることができません。
そして、保険適用もできないため、費用は全額自己負担となります。
<オルソケラトロジー>
就眠前に着けるコンタクトレンズです。
1997年ごろからアメリカで急速に広まりました。
就眠時のみ着けるので目への負担は軽いのですが、着けることやめてしまうと元の状態に戻ります。
この治療法は、年齢が若い人ほど効果が出やすく、効果も長時間、維持できるという特徴があります。
しかし、強度近視や乱視の人には適しません。